以前も述べたように、マクロ経済は「国家の経済全体をみる」ことでした。
ミクロ経済は「企業や一消費者などの個別主体をみる」考え方です。
こちらの方が身近なので、よりわかりやすいかと思われます。
<市場メカニズム>
まず最初は「市場メカニズム」についてです。
市場メカニズムを簡単に言うと「モノの需要と供給は、その価格によって調整される、資源配分の仕組み」ということです。要は、欲しい人が多ければ高く売れる、モノが多過ぎると安くしか売れない、という現象です。これを経済学では市場(しじょう)メカニズムと呼んでいます。
これを端的に説明した、よく見かける図が下記のものです。
図:市場メカニズムの需要曲線と供給曲線
需要曲線はモノを欲しがる強さの変化を表したもの、供給曲線はモノを売りたがる強さの変化を表したもの、です。価格が下がれば購買量は増え、価格が上がれば生産量(売りたい量)が増える、というものです。実際の経済ではこれほど単純ではありませんが、現代経済の基本とされるわかりやすいメカニズムです。
<市場均衡>
上図のE点の状態を「市場の均衡」と言います。モノの売れ残りも品切れも生じないような状態です。現代では、市場の動きに任せれば自動的にこの状態で安定するようになると考えられています。つまり、現代の経済には市場メカニズムに対する信頼がある、ということです。
以上、簡単ではありましたが本日はミクロ経済学の基礎である市場メカニズムについて説明しました。
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