<国際収支>
日本における国際収支は、日本銀行が国際収支統計として公表しています。
これは、外国と行った経済取引を1ヶ月・四半期などで統計したものです。
体系的には以下のようなものとなっています。
国際収支
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├経常収支
|├貿易・サービス収支
|| ├貿易収支:財の輸出入など
|| └サービス収支:旅行、保険など
|├所得収支 :海外から獲得する所得と外国資本が自国内で獲得する所得
|└経常移転収支:寄付金など
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├資本収支
| ├投資収支 :直接投資や証券投資など
| └その他資本収支:開発協力の無償供与など
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└外貨準備増減:通貨当局が調整する公的な外貨資産の増減
本図は中小企業診断士試験全科目の要点と合格対策から一部参照しました。
詳しい解説や、国際収支の統計値などは(財)日本関税協会のページでご確認ください。
また、国際収支は以下の等式が成り立っています。
経常収支+資本収支+外貨準備増減+誤差脱漏 = 0
<為替>
自国と他国の貨幣の交換比率を為替レートと呼びます。為替制度には固定為替相場制と変動為替相場制があります。変動制では、需給調整は市場メカニズムの交換比率から決まります。
日本の「円」と外貨の間は変動相場制になっています。為替相場は、外国為替市場によって取引され、時々刻々と変動します。外国との間で取引を行う企業では、予期せぬ利益/損益が生じる場合があります。(1ドル=110円と、1ドル=120円では利益に差が出ることはわかりますよね。)変動相場制にはこのようなリスクが潜んでいます。
<為替変動の原因>
では、為替変動は何が原因で起きるのでしょうか?主な原因は以下の3つです。
(1)ファンダメンタルズ
ファンダメンタルズとは、経済の基礎的な条件のことです。
具体的には、経済成長率・国際収支・雇用統計(失業率・就業者数)・
物価指数・対外バランス・原油価格などの数値のことです。
(2)市場の需給
市場の需給とは、企業や機関投資家などによる外貨取引量のバランスの
ことです。外国企業の日本法人設立・買収や機関投資家の外国証券投資、
海外投資家の日本証券投資などにより、双方の通貨が必要とされることです。
(3)通貨政策
これが為替変動の要因としては最も重要です。
・ニクソンショック(1971年:1ドル 308円へ切り上げ)
・カーターショック(1978年:1ドル 180円を割る)
・プラザ合意(1985年:2年後に1ドル 120円まで下がる)
など、円対ドルだけを見ても、通貨政策の影響の大きさがわかります。
このように、国際収支と為替変動との間には密接な関係があります。
その仕組みの理解に少しでも役立てれば幸いです。
# 本稿は国際収支・為替変動に関するページを参照させて頂きました。
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